1999年4月、湘南の潮風を感じる地…平塚。海岸沿いを走る国道134号線から車で5分ほど“オリンピックシティ湘南”に『シネプレックス』第1号館『シネプレックス8平塚』がオープンした。湘南という場所柄、海をイメージさせたデザインを施し、広いロビーの天井を見上げるとヨットの帆とカモメを思わせるオブジェが…また、ロビー前面にあるスクリーンには季節に応じて変化する演出でお客様を歓迎してくれる。海をモチーフとしたデザインはロビーだけに留まらず、場内に入ると深いブルーを基調とした「夜の海」、落ち着いたレッドを基調とした「夕日が沈む海」を彷彿とさせる空間が広がっている。

「オープン当日はゴールデンウィークと重なったのとオリンピックシティとの相乗効果で多くの来場者で賑わいましたね」記念すべきオープン当時を振り返って語ってくれたマネージャーの関根高樹氏。「オープニング作品としてはアカデミー授賞作“恋におちたシェイクスピア”や通常シネコンでは上映しないミニシアター系の作品“ライフ・イズ・ビューティフル”をかけたんですが結構、女性のお客様が目立ちましたね」比較的、女性の来場者が多いのが特徴的な劇場だが他館と比べてもレディースデーにおける女性客の動員数が群を抜いているという。「平塚には昔からの商店街もありますから幅広い客層だと思います。最近ですと30代の平成ファミリーといわれる方々が増えてきて…そういったお客様に支持されていますね」


幅広い年齢層に支持されているのは、やはり落ち着ける空間であるからだろう。(事実、某テレビ局で行なった映画館総合ランキングで堂々の1位を獲得。20〜30代の女性から圧倒的な支持を受けたのだ)昨年末にシネマ8がTHXの認可を受け、大作が控える夏休みに向け本領を発揮するであろう『シネプレックス8平塚』の魅力は何と言っても上映作品のバラエティーさにある。

これは運営しているヘラルド・エンタープライズ株式会社のグループに映画配給会社でよく耳にする日本ヘラルド映画株式会社(映画が始まる前のタイトルロールで見た事があるはず)があるおかげ。「神奈川県はかなりシネコンが多いですから、どこへ行っても同じ作品しか観られないというよりもウチでしか観られないミニシアター系の作品を年に何回か上映して行こうと考えたんです」事実、劇場にあるリクエストにもミニシアター系の作品を望まれる声が多いという。「グループ会社の日本ヘラルド映画株式会社は昔からミニシアター系の作品を多く配給している会社ですから、ファンの方々のご要望には出来るだけ応えられ易い環境にはあるんです」と試行錯誤しながら今後も続けていく方針らしいのでスケジュールから目が離せない。ゆっくりと上映開始までくつろげるロビー、あえてガラスの仕切を作らずにお客様と直に接するチケットブースなど劇場と観客が同じ目線で触れ合える、だからお客様の立場に立ったサービスが生まれるのだろう。(取材:2001年4月)

【座席】 『シネマ1』172席/『シネマ2』209席/『シネマ3』134席/『シネマ4』204席
     『シネマ5』160席/『シネマ6』190席/『シネマ7』254席/『シネマ8』377席
【音響】『シネマ1・2』SRD・DTS/『シネマ4〜6』SRD/『シネマ7』SRD・SDDS・DTS・SRD-EX
   
 『シネマ8』SRD・SDDS・DTS・SRD-EX・THX認定劇場

【住所】神奈川県平塚市代官町33番地1号 オリンピックシティ湘南内 【電話】0463-25-2500

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