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1999年9月10日…『ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい』のオープンは、決して順風満帆の華々しいモノではなかった。それまで郊外を中心に展開を続けていた『ワーナー・マイカル』が初めてロードショウ・エリアの“みなとみらい”というテーマパークの中にオープンするとあって、当時の雑誌・テレビ・ラジオなどは大々的に取り上げていたのだが「やはりロードショウ・エリアへの初進出ということもあって色々な問題はありました。」とマネージャーの曽根原和宏氏は当時を振り返って語ってくれた。「お客様が観たい最新の映画をご提供できなかった事が、最も残念な事でした。たしかに施設を見学に来られた方は多かったですけど、入場者数はあまり伸びなかったというのが実情でした。」たしかに8スクリーン中半分が数ヵ月前に終了した作品だったり『マトリックス』も2週間遅れでの公開だったり上映作品で苦戦を強いられていた。そんな上映作品に転機をもたらしたのが一昨年の正月映画『ジャンヌ・ダルク』だった。「『ジャンヌ・ダルク』を初日より上映できると決まった時は我々スタッフも“待ってました!”と盛り上がりました。ですから公開初日のロビーの賑わいを見て感動してしまいました。」 |
一日わずか数百人というオープン当時と打って変って、現在では土日ともなると多くのお客様で賑わうチケット売り場。土日は全席指定で早めにチケットを購入しておけばギリギリまで遊んでいられるのがウレシイ。時間を有効活用できるとあって、お客様には好評なサービスだ。客層は20代から50代まで幅広い。「ただ他所の劇場と比べると、やや家族連れのお客様が少ないですね。カップルや、グループまたはご夫婦といった大人のお客様が大半を占めています。」これも“みなとみらい”という場所柄からだろうか、大人が楽しめる場所となっているようだ。「デートスポットとしては勿論、お一人でも充分楽しめるような空間作りを目指しています。」場内の売店で販売されている全て手作りのポップコーン(水曜日のレディスディ限定販売されているキャラメル味は是非試したい)は観劇に来たお客様に限らず大人気で、同じフロアにあるゲームセンターのお客様まで買いに来るほど…またシネマ・ストアでは関連グッズや人気のキャラクター商品は勿論、DVDは5%OFFで販売されているので要チェックだ。「このように映画を観に来られたお客様以外にもどんどん施設を利用して頂きたいと思っています。」
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さて、『ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい』のウリのひとつに“Cafe
35mm”という名前のカフェがあるのをご存じだろうか?「意外と認知されていないんです。」と言われる通りファンやカップルにとって穴場的な空間かも知れない。8番スクリーンのある上の階へ続くエスカレーター(シネマストアと下の劇場入口の間にあるから見落としがちだが…)を上がって行くと、そこには“みなとみらい”を一望できるカフェが姿を現わす。入口でバットマンが出迎えてくれ、ガラス貼りの席に座ると大観覧車やランドマークタワーなどの素晴しい夜景が広がっている。「リーズナブルな料金でカクテルを味わえるので、是非利用して頂きたいですね…勿論、映画館を利用されていない方も大歓迎です。」このロケーションを楽しみながら上映前、そして上映後ロマンチックな一時を過ごしてみると映画もひと味変った楽しみ方が出来そうだ。また、「こちらのロビーでは将来的にイベントや舞台挨拶などのスペースとして活用していけたらと考えています。」と語る様に映画+アルファの楽しみがココのスペースで体験できそうだ。 今年で10周年を迎えた『ワーナーマイカル』。「10周年を迎えられたのは正に映画ファンの方々のおかげです。感謝の気持ちということで来年まで“シネマ・エキスポ10”と銘打って選りすぐりの映画(第一弾は『ブレアウィッチ2』)を1000円で観ていただこうと実施しています。」横浜以外にも東京・千葉・埼玉からも来場されるお客様が多いが「ワーナー・マイカルはリピーターの方に支えられています。新作公開の度にご来館いただいているご夫婦がいらっしゃったりして…本当にありがたいです。」オープン当初の厳しい状況を体験しているスタッフだからこそお客様の大切さを身にしみて感じているのだろう。「やはり、映画館に足を運ぶというのは施設とか認知度ではなく、接客する我々のおもてなしの心なんだな…と感じました。映画館はお客様のためのモノなんですから。」という言葉が印象に残った。(取材:2001年3月) |
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【座席】 『スクリーン1』210席/『スクリーン2』160席 【住所】神奈川県横浜市中区新港2-2-1 横浜ワールドポーターズ5階 |
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