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場内は、今では数少なくなった2階席が設けられており1階席の両サイドには、どっしりとした柱が並び、ワンスロープ式の1階席は縦に長く左右を3つのブロックで分けられている。スクリーンの上には電飾のアクリル板に「封切 国際シネマ」の文字が書かれているのが懐かしさを感じる。通常の2階席がある劇場に比べて天井が高く開放感があるのも特徴的。昔からの常連は自分のお気に入りの席にこだわって鑑賞しているという。そしてコチラの劇場最大の特徴はグルリと1階席をコの字型に取り囲む2階席だ。スクリーンを正面にしたスタジアム形式の座席と左右に1席ずつ桟敷席が設けられている。スクリーンに向かって角度が付いているこの座席は前述した元々映画館の造りは芝居から映画に転換した時代に芝居小屋の設計ををベースにしており、その名残のようなものだという。 |
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満席になると桟敷席の前にある手摺に身を乗り出して一生懸命映画にかじりつく姿は昔の仁侠映画に興奮した男たちも、窪塚洋介主演作品に歓喜するイマ時の女子高校生も何ら変わっていない事に気付かされる。だからこそ映画は性別・年齢関係なく、いつの時代も楽しめる文化なのだ。
地下街の発展によって次第に街の様相が変貌していき、こうした歴史のある劇場が姿を消して行く現在。現役で次々と最新作を贈り続けているコチラの劇場は往年の映画ファンにとってありがたい存在。薄っぺらいノスタルジックな流行りだけではなく映画館で映画を観る醍醐味を味わいたければ是非、コチラに足を運んでいただきたい。(取材:2003年7月) 【座席】 564席 【音響】 SRD・DTS 【住所】 大阪府大阪市中央区難波3-1-36 |
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